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○○門下としてあるために

日本人が学ぶ情熱を失ったとされてから10年が経過した。
コレは大変な事態で、殆どの若い人がフラットな志向を抱いている。

人と同じなら無難という、「受け身」の生き方だ。

町に出ると、この春社会に出たオネーチャンが、揃って「葬式に出てもおかしくないスーツ」を着込んでいる。
あの黒い没個性のスーツに垣間見えるのは、一体なんだろうと考えてみたのだが、答えは2008年上梓の齋藤孝氏の著作にあった。
DSC02405.jpg

「精神のコスト」をかけないで置こうというズボラなニンゲンが増えたこと。
精神に限らず、安いことは良いことだと、ツルシのスーツで間に合わせている。
まあ、なんと浅はかなことだろう・・・・・・

情報を消費することになれた、今の若い人々に限らず、日本の90%の人々が「知識」「技能」「獲得した能力」に畏敬・尊敬の念を持っていない。大東亜戦以降の奇跡的な経済復興は、躾も教養も大事にした「戦前」の大人たちが成し遂げて、今の世界があることを知ろうとしない。

昔の寺子屋では勉強の躾ができていない子供は持ってきた机ごと「追い出された」という。
それが、真の教育的指導だったのだが、現在は支払った費用に見合う情報提供や、ノウハウ提供を「消費者」として求めているので〇〇先生の人格に触れ、その薫陶を受けるなどという考えはない。
教育も金銭との交換というなんとも情けない構図となった。

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なるほどね、LINEに夢中で本を読むことを忘れた若い人は、頭ぼんやり、視野狭窄になっても仕方ないだろう。

亜里沙「今日ね、泰斗(犬)がおならをしたの」

芽久「へ~、PUしたの」

璃人「それは、放屁と言うんだよ」

亜里沙「ソレ、なんと読むの?」

璃人「ほうへ」と読むんだ

芽久「ほうひじゃないの?」

亜里沙「臭かったの・・・」

芽久「うちのルナ(猫)もおならするんだよ」

璃人「犬と猫どちらのが臭いかな?」

亜里沙「わかんない」

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そのくせ、14歳の少年が将棋で無敗を誇ると、にわかに注目し、その語彙に目を洗われて驚くようだ。
そんな、語彙の豊富さは学ぶ姿勢がなければ身につかない!

この本で一番気に入ったのは、師と仰ぐ人の価値観に寄り添い、私もそう有りたいと願う姿勢が大切と言うところだ。
師とする人が示すなら、無駄を無駄と知りながら突き詰めてゆく覚悟が必要で、そういった営為が人の背骨として確立して行き、やがて人格の形成によい方向を示す。(もちろんこういうふうには書いていないから私の理解です)

寺子屋の部分は実に興味深い。
昔は躾ができていないなら問答無用で破門!
基道館は、この美風は今もあり、私の一存で幹部でも破門できます。

○○門下であるために熱くあれ、
私の熱はまだ衰えないぞ!

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プロフィール

大城戸豊一基輝(無端庵晟輝)

Author:大城戸豊一基輝(無端庵晟輝)
全日本居合道連盟
 【基道館】
無端塾・浮雲會・月影会・卍堂・瑞月会・萬重関塾などの宗師範 

基道館

無双直伝英信流居合道 無想月下無端流剣体術 卍一刀流試刀術 それら伝承の古流を「真剣道」と呼称し居合維新を標榜する

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