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【再掲】呼吸と肉体 理念と伝承のはざまで

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呼吸と肉体 理念と伝承のはざまで

この書物は「日本刀試し斬りの真髄」という昭和55年に上梓された中村泰三郎師範の著作である。
その52ページにおもしろい記述があるのを以前から知っていた

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3呼吸の教えを理解できないし、斬り合い現場ではそんな悠長なことは無理だとの御説である


やはり、伝統的な古流に入門しないで、体系的な修行をしていない人は失礼ないい方だが「底が浅い」
この中村師範以降多数発生した試し斬りの会派もどうせそんなところだろうから、実に気の毒なことだなあと同情申し上げる。

※さて、このところ、肉体の衰えを感じるようになって、残された時間があまりないように感じている
稽古は伝統にシンクロして自分勝手な動きや呼吸や思想さえも取り払い、身体の動きを型に投影しそれが行ったり来たりするものである。

それが、肉体の衰えと共に「こうあるべき」という動きが物理的に無理が生じ始めたのだ
私の業をまねるのが弟子たちの稽古であるならば、嘘を教えることになる
それで、このところ刀を抜く場合は自分しか見えないところで行っている
世間には「枯れた居合」とかいう言い方もあるようだが、斬り合いの現場でトロトロとやれるものではないだろう(笑)

型稽古の素晴らしいところは型全体を通じての攻防思想を伝達できるところにあるが、その思想部品をさらに細分化できるところでも優れている。

呼吸法、手の内、運足、着眼・・・・
それはすでに想念の実体化ではないか!
想念が凝縮してあたかも3D映像のように仮想戦闘空間を俯瞰できるところまで行くことができれば、たいしたものだ。


そのためにはテキスト(伝書・指導書)を暗記できるほど読み込み、やがて記述のあやふやなところまで自分の肉体を使い反芻できることも必要だ。


※長いこと稽古をしてきた、この後の居合との関わりは後進を育成することであろう
ライフサイクルという言葉がある

誕生~成長~発展~隆盛~衰退~グッバイ

無端塾はいま発展の段階であろうから、幹部諸氏と連携して日本武道の真髄に肉薄したいものだ

私自身は「衰退」であることは否めない(涙)

それでも、がんばろう!
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プロフィール

大城戸豊一基輝(無端庵晟輝)

Author:大城戸豊一基輝(無端庵晟輝)
全日本居合道連盟
 【基道館】
無端塾・浮雲會・月影会・卍堂・瑞月会・萬重関塾などの宗師範 

基道館

無双直伝英信流居合道 無想月下無端流剣体術 卍一刀流試刀術 それら伝承の古流を「真剣道」と呼称し居合維新を標榜する

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