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カルチャーショック (カルチャー教室でのショック)

今夜の日根野イオンでの稽古に、回剣理論を実際に体験してもらった。

以下、再掲

奥居合「両詰」
2012.06.08. edit-notes28.gif
今日は主席師範代が質問をした。

主席「両詰めは両側に障害があり抜きつけが困難な場合ですか」

私「そうです、図譜にかいてあるでしょう」

主席「ユーチューブでさる連盟の有名な先生が、狭い困難な状況だから≪上から抜いて≫構えると言っていました」

私「あはは、その先生は居合をするのに腕時計をしてやる人だろう、しかも壁添を理解してなくて≪待ち伏せ≫だと指導していたじゃないか」


中山博道先生は「居合」を研究するについて民弥流に請願したが、その1本目があまりにすごいのであきらめて土佐に行った。そこで本流には断られ、何とか傍系に教えを乞うた。後年その傍系を改変して「夢想神伝流」という居合を発明した。それはそれで新流派の萌芽だから何の問題もない。昭和になって中川申一先生が無外流居合を発明したこともOKだ。

民弥流の回剣理論「輪の太刀」別名「魔の太刀」は黒田鉄山師範が見事なまでに示される。上にも横にも当たらないし、速い。

この身体運用が「英信流」に無いというわけが無い(あります)


「両詰」はなるほど両側に障害がある。だからと言って上から抜いたのでは「誰でも出来る」業です。
横に当たらないようにしかもなるたけ速く晴眼になるためには,剣先のコースが低くなければならない。
その考えがないと上から抜きます,仕方ないでしょう。

しかしながら、術というのは「奇想天外・およそ予測できない動き」がその根底にあり成り立つ。
まさか障害物がある「横」から抜き放つなど予想できない。その抜き放ちは上からより断然速い。だからこそ≪奥≫なのだが・・・


両詰の稽古は壁との距離を考えながら行います。自分の剣先をどのようにコントロールするのか、ぎりぎりまで寄った壁にカンカン木刀を当て、これでは失敗!と修正をしてゆくのです。、その考えなくしては「格好ばかり」の形になってしまうでしょう。身の規矩を知らないで業もヘッタクレも無い。もっと言うと、上から抜くという業を行うのは思考停止ぐらいに思えますね。

註 身の規矩(身のかね)とは自分のサイズを知るところからはじめます。誰だって靴のサイズは知っていますが、では立ち幅跳びは?垂直跳びは?・・・・斬りこみの間合いは?片手での斬りこみで仮標何本斬れる?正眼に構えるのに何秒かかる?と自分を知ってゆきます


主席にはこういった

私「さる連盟には回剣理論と口伝がない、だから紙に書いてある表向きのことしか出来ないんだ、だから、振りかぶりも初伝(初心者)がすることを高段になってまでやっているだろう。そんなんで君は満足か?」

「とんでもない、わが真剣道がいいです」

註 主席師範代はもちろん横から抜く技術を持って理合を承知しています。研究熱心なのでさる連盟のウテブを見たのを報告しただけです。

困難な状況で、難しい抜き付けを自分に課す、これが稽古でしょう。およそ、術とはいえぬことを多数の人がやる。だからと言ってそれに迎合することは「基道館」ではありえない。スポーツ居合(易行道)は設立時排除した。

基道館は難行道を行くと決めたはず!

やってみればなるほど「違い」が分かるものです。
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プロフィール

大城戸豊一基輝(無端庵晟輝)

Author:大城戸豊一基輝(無端庵晟輝)
全日本居合道連盟
 【基道館】
無端塾・浮雲會・月影会・卍堂・瑞月会・萬重関塾などの宗師範 

基道館

無双直伝英信流居合道 無想月下無端流剣体術 卍一刀流試刀術 それら伝承の古流を「真剣道」と呼称し居合維新を標榜する

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